サツグルメ!

札幌近郊の食べ歩き日記(炒飯、カレー、スイーツ)です。

かつやの挑戦!「ラーメンコロッケ」とは何だ? 我々の陳腐な想像力を超えるメニューです。

こちらは、かつやの期間限定メニュー「ラーメンコロッケ」です。
ラーメンチェーンの幸楽苑とのコラボで、2019年12月9日から提供中。

かつや公式曰く「ラーメンでもあり、コロッケでもある」。
どんな味なのか?!

 

かつや

秘伝のラーメンだれが決め手!と書いたメニュー。
表表紙にでかでかと書いてあるのが、かつやの新商品の見せ方。
その都度、専用メニューを作るって、考えたら結構大変ですよね。

 
 

ラーメンコロッケとロースカツ定食 ライス大盛 891円

どどんと来ました。
味噌汁ではなく、デフォで豚汁なところがサービス感ありありです。

 
 

右側の丸いのがラーメンコロッケ。
左奥がロースカツ。
2つずつ付いてるので、ボリューム満点。

では、まずはラーメンコロッケから頂きましょう。
 
 

パカッと開けましたら、ネギが入ってます。
ラーメンコロッケと言いつつ、麺が入っているわけでないようです。

どんな味なのか、と一口食べましたらば。

ラーメン??

んん?? ラーメン??

ラーメンコロッケというからには、どうラーメンなのか想像しながら食べたのですが、第一印象でラーメンを感じることはできませんでした。

感じたのは、かなり強めのコショウと、出汁のきいたジャガイモ。

これはラーメンなのだろうかと食べていたら、ネギが入ってくると、中華な味わいに変化。

でも、なかなかラーメンとは思えない。

そもそも、自分は何をもってラーメンという認識をしているのだろうか。麺が入っていたらラーメン? こってりした味噌だったらラーメン?

そんなことを考えていると、このコロッケの奥のほうにある中華スープのような味わい。あぁ、これか、と。

かつやが幸楽苑と共に届けたいのは、昔ながらの醤油ラーメンにコショウをかけて食べるようなシンプルで素朴な中華スープ系なのか、と。

コロッケの中に、ただ麺を突っ込んだだけの安直な食べ物ではなく、コロッケの「イモ感」を残しつつ、ラーメンの「中華」を同時に満たすようにしてあるのです。

なるほど、確かにこれこそがラーメンコロッケかもしれない。

僕が事前にイメージしていたコロッケが、いかに短絡的なアイデアだったことか。食べながら、そう思うのでした。

 
 

ここはかつやですから、しっかりとんかつも入っています。
こちらは正当なロースカツ。

なんの説明もいらないくらい安定して美味しいです。

コロッケだけではお腹の中が小麦粉だらけになるところですが、肉があることでタンパク質による満足感が全然違います。 かつやに来たら、やっぱりカツを食べないとね。

 
 

結構、イロモノ感が強いラーメンコロッケという異色メニュー。

アリですね。

味はもちろん普通に美味しいという事もありますが、初めてのものを食べる時って、なんか楽しいんですよね。 なんだこれ? どうなってる? とか、いろいろ考えながら食べますから。

食の楽しみって味だけじゃなくて、エンターテイメント要素もあります。

楽しむための食事をしたい方は、ぜひ食べてみて下さい。

 

動画もあります

www.youtube.com

 

店舗情報

店名 かつや 札幌石山通店
住所 札幌市中央区南十九条西10-1-21
地図
営業時間 7:00〜0:30
定休日 無休
駐車場 あり