札幌市東区の『fiora(フィオラ)』に行って来ました。
採点★★★★☆
メロンパン専門店というレアなパン屋さんです。(蒸しパンとベーグルもありますが。)
駐車場はありません。
fiola (フィオラ)
曜日によって、焼くパンが違うようです。
メロンパンは、木、金、土、日の販売です。
店内には、メロンパンがズラッと並んでおります。
メロンパンだけこれだけあるのは初めて見ました。
パンはすべて小さめで、手前のコースターと比べてもちょっと大きいくらい。
かなり小ぶりですね。
▲左側 オレオ、右側 ホワイトチョコ 各110円
今回は2つ買ってみました。
一口食べて思ったのですが。
美味い!
ホワイトチョコから食べたのですが、なぜ美味しいかというと、一番の理由は、パン生地と皮部分のバランスが最高なんです。
普通のメロンパンって、そこそこの大きさがあって、端っこのザクザクした部分は美味しいけど、端以外はなんか味気ない感じになります。
少し前に「メロンパンの皮だけ焼いちゃいました」というクッキーのような商品もありましたが、あれはパンとはまた別物で、お菓子に分類されてしまいます。甘すぎるし。
でも、ここのメロンパンはその中間を見事に押さえていて、皮に対するパン生地の量が絶妙でして、ちゃんとパンでありながらも、どの部分でも皮の美味しさを楽しめるサイズ感なのです。
加えて、皮部分もしっかり美味しい。
ホワイトチョコは、しっかり乳成分があって、砂糖の甘みもあって、チョコパンじゃなくてちゃんとメロンパンの美味しさです。
オレオは、ちょっと定番のちょっとビターなザクサク感があって、甘苦な美味しさ。お菓子系は、二種類の相反する味が混ざると、深みが出て更に美味しくなりますね。
僕はメロンパンを好きなわけではないのですが、長年感じていた物足りなさが解消されて、「そう、これ! こういうメロンパンなら好き!」と感じました。
しかも、1つが小さいからこそ、何種類かのメロンパンを楽しめますから、一石二鳥です。
素晴らしいね。
▲塩パン 110円
こちらも買ってみました。
結構好きなんです、塩パン。
かなりシンプルですね。僕の知ってる塩パンは意外と油っぽい印象なのですが、こちらはそんなことは全然なく、イメージ的にはフランスパンくらいの感じ。
フランスパンほど表面は固くはないのですが、しっかり噛まないと切れないくらいです。塩っぽさはちょっと控えめでしょうか。
とてもシンプルで素朴な味だったので、朝食向けの印象でした。
あと、これは家に持ち帰ってトースターで軽く焼いたほうが断然美味しいでしょうね。香ばしさとパリパリ食感をアップさせて食べるパンです、これ。
▲蒸しパン(黒糖さつまいも) 180円
黒糖とさつまいもなんて、買わないわけにはいかない。
写真は撮り忘れてしまったので、この写真でご勘弁を。
これも素朴で美味しかった。
蒸しパンなので、黒糖といいつつも甘さは控えめなのですが、とても好み。控えめだけどしっかり黒糖の美味しさがあって、さつまいもの素の甘さとも喧嘩せずに、うまくバランスがとれてます。
これは紅茶と合わせて食べたいです。おやつとかに最高です。
チョコとかクリームだと、カロリー的にちょっと重いですが、蒸しパンならそこまでじゃありませんから、その軽さがいいですね。常備しておきたいくらい。
あとがき
メロンパンって何度も食べたくなるようなことは今までなかったのですが、こちらのメロンパンは別の味も食べたくなりました。
中にクリームなどを入れるわけじゃなく、正統派のメロンパンでリピートしたいと思ったのは初めてです。
また買いに来よう!
アクセス
店舗: fiora(フィオラ)
住所: 北海道札幌市東区北16条東15-2-13
営業時間: 11:00~17:00
定休日: 火曜