札幌市西区の「らー麺 とぐち」に行って来ました。
採点★★★★☆
店の前と横に駐車場があります。5,6台ぶんくらい?
らー麺 とぐち
久しぶりにラーメンが食べたくなり、ふらっと入った店だったのですが、メニューに炒飯を発見してしまうと、そっちに興味がいってしまい。
▲角煮チャーハン 750円
炒飯の種類がいくつかある場合、僕がいつも注文するのは肉系の炒飯。
なぜならば、肉の旨味、脂身の旨味が入るので、多くの場合、メニューの中で一番美味しくなる可能性が高いからです。
こいつです。角煮。
脂身が多くて、いかにも美味しそうなやつです。
飯の見た目は、ほどよい感じ。
パラパラしすぎず、ベチャッとしすぎず。
炒め具合は食感に直結していて、好みにも影響することが多いですからね。
この感じは、自分好み。
では、実食。
おぉ、うまい!
単純にうまい!
この美味しさは、食べた瞬間にガッツポーズするレベルです。いや、正確には、炒飯好きがガッツポーズする味かな。一般の方はまた違うかもしれない。
味付けの具合が本当にちょうどいいです。
まず、米への味付け。
炒飯の味付けって意外と難しくて、薄いと味がしないし、かといって濃いと飽きてしまし、バランスが微妙なんです。でもこの炒飯は、濃すぎない味がしっかりと付いてます。それがほどよいので、ずっと食べていても飽きがきません。更に言うと、単純な味じゃないのもいい。ただ塩をふっただけじゃない複雑なコクがしっかりついてます。素晴らしい。
コショウの加減もいいです。
ラーメン屋さんの炒飯に多いのですが、コショウが強すぎて舌が痺れるくらいのものがあります。美味しくないわけではないのですが、炒飯を味わおうと考えた場合、舌が麻痺するって好ましくありません。味がわからなくなるわけですから。ですので、僕はコショウが控えめが好みです。ここもバッチリ。いい具合。
あと、卵が美味しい。
単に溶いた卵を混ぜているんじゃなくて、卵焼きにしっかりした甘さがあります。卵焼きだけ食べても美味しい。この細かい手間が素晴らしい。炒飯ってシンプルな料理です。基本はご飯を炒めて少し味を付けるぐらいです。でも、その味に広がりを出させるためには、具材の味付けって大事で、その中で一番大事なのが第二の主役である「卵」だと思ってます。卵が美味しいって大事。
チャーシューじゃなくて角煮を使っているのもいい。
これは好みの問題でもあるのですが、ラーメン屋さんではサブメニューにチャーシューを使ったものがあることが多いのですが、そこで使われるチャーシューって、どちらかと言えばラーメンで使われないような少し端っこのバサバサしたチャーシューだったりして、脂身が足りてないことが多いんですよね。食材の有効利用という意味ではいいのですが、炒飯好きとしてはちょっと物足りない。だってこちらは炒飯がメインと考えているわけですので。で、ここの炒飯はそうじゃなくて、炒飯にもちゃんとした角煮がついてます。ラーメンと使うのと同じくらいのちゃんとした角煮です。これがいい。具材としてしっかりしたものが使われているし、ちゃんと脂身の旨味が味についているので美味しいんです。
あとがき
とても美味しい炒飯でした。
ラーメン屋さんの炒飯って、どちらかというと脇役で、主役であるラーメンを美味しく食べられるように控えめの味付けがされているので、個人的には好みとは違うものが多いのですが、こちらの炒飯はとても好みでした。
間違いなくこれ単品で美味しく食べられるように味付けされています。
ラーメン屋さんではありますが、炒飯を食べるために訪れてもいいお店ですね。
個人的にも巡回するお店に追加されました。また来ます。
アクセス
店舗: らー麺 とぐち
住所: 北海道札幌市西区西町北5丁目1-1
営業時間: 11:00~21:00
定休日: 水曜日