サツグルメ!

札幌近郊の食べ歩き日記(炒飯、カレー、スイーツ)です。

炒飯好きにこそオススメしたい。薄味で深みのあるプロの味は、家庭では絶対に出せないから。

札幌市豊平区の『中華料理 唐韻 (トウイン)』に行って来ました。

採点★★★★☆

 

店横に駐車場が3台分あります。

 

中華料理 唐韻

店内は、いかにも中華屋さんという感じ。
オーナーは中国人の方のようですが、日本の定食屋とはまた違いますよね。

 
 

中華屋さんに来たら、食べるものは決まっています。

 
 

▲炒飯 720円

これを食べずに中華屋さんは語れません。
色が美しい。

 
 

大きなエビが乗っています。
これがあるだけで、豪華になります。

 
 

では、いただきます。

ふむ。

あ、薄味タイプ。とても上品。

薄味タイプは、コショウもほとんど感じなくて、卵やチャーシュー等の素材の味が楽しめます。

味的に強烈なものがないぶん、しっかりと味わいながら、2口、3口と食べていきますと。

パクッ。

パクッ。

うん。

美味いね、これ!!

一口目の強烈なインパクトはないですが、食べれば食べるほど美味しさを感じてきます。シンプルなんですけど、すごく美味しい。

シンプルで薄味なので、美味しさの伝え方が難しいのですが、脂なのかなぁ。

純粋な卵の味と、時折ある小さなチャーシューの味と、じんわりと感じながら、いくらでも食べられる感じ。

ここ1年くらい、薄味の炒飯に注目しているのですが、この炒飯はその中でも一番好きです。美味しいなぁ、凄く美味しい。

ただ、薄味炒飯というのは実は万人受けはしません。これを美味しいと食べる人は、炒飯が大好きで何度も炒飯を食べてしまうような人だと思います。

一般的には、もっと強烈な味付けのほうが炒飯を食べたという気になりますから。

特に和食だとそうだと思うのですが、薄味の良さというのは、その食品を食べ続けた先にある到達点みたいなところがあって、ひととおり食べ尽くした人が最終的に落ち着く場所なのかなぁとも思い始めています。 なんか偉そうな物言いですが、最近感じてきている気持ちです。

 
 

▲四川麻婆豆腐 680円

事前情報だと、ここのオススメは麻婆豆腐だというので、こちらもオーダー。
確かに本格的なビジュアル。

 
 

食べましたらば。

おぉ、辛いやつ。

四川麻婆らしく、緩めのサラサラあんに、パンチにきいた辛さです。

食べていくと、どんどん舌が痺れてきます。なかなかの痺れ具合。ご飯と一緒に食べないとキツイですね。

日本の家庭的な麻婆豆腐とは全然違って、まさに中華屋さんの本格麻婆でした。

個人的には日本の麻婆のほうが好みかなぁ。

 

あとがき

薄味で深みのある美味しい炒飯は、口コミですらなかなか情報がないので、自分で開拓して探すしかないのですが、とても良い店を見つけられてラッキーでした。

この味は、家で作る炒飯では絶対に出せないんですよ。絶対は言い過ぎか。でも、プロの知識と腕がないと出せない味だと思います。

炒飯は薄味こそ至高!と思っている方でしたら、一度食べてみることがオススメします。

 

アクセス

店舗: 中華料理 唐韻 (トウイン)
住所: 北海道札幌市豊平区美園4条7-5-1
営業時間: [月~金] 11:00~15:00, 17:00~22:00
      [土日祝] 11:00~22:00
定休日: 月曜