札幌市東区の『ブルックスカレー食堂』に行って来ました。
採点★★★★☆
伏古の本店はわかりやすい場所にあります。
駐車場も結構広いです。
ブルックスカレー食堂
中はちょっとクラシカルなカフェという感じ。
奥だと暗いので、窓際の席にしました。
説明を引用すると、
「札幌黄」は形が不揃いのものが多いことや、近年多く流通している玉ねぎと比べ、日持ちしないことなどから、生産量が少なく、なかなか市場に流通しておりません。しかしながら、多品種よりも肉厚で柔らかく甘みが強いため、根強いファンも多く、近年、札幌市内には「札幌黃」を好んで使うレストランも増えています。
甘みが強いのはまさにカレーに合いますね。
カレーの甘みは玉ねぎで出しますから。
ルーカレーの店なんです。
いろんなカレーがありますけど、やっぱり限定食のに惹かれますのでムルギーカレーを。
料理が来る前に、2つ置かれました。
ひとつはタマネギの和え物(?)
福神漬け代わりにカレーと一緒に食べるのです。
シャリシャリしてて生に近いかな。
かなり辛味も残ってます。
単体で食べても辛いだけであまり美味しくないですが、カレーと一緒に食べると絶妙なんです。
こちらは辛味油(?)
ラー油みたいな感じですかね。
ルーに辛さを足したい時にかけて食べます。
これがまた美味い。
▲ムルギーカレー 1,080円
▲ライス大盛 100円、ルー大盛 200円
来ました〜。
アッツアツで湯気がすごいです。
ポテトサラダとタマネギ1個が添えられてます。
まずはタマネギをそのまま食べてみると、おぉ甘い。
もちろん直接的な甘みというよりも、野菜が持つ自然で控えめな甘さです。
スプーンで切れるくらに柔らかくなっています。
ただ、単品で食べると味はほとんど付いてないので、やっぱりカレーと一緒に食べてこそのものです。
ポテトサラダは一見普通のサラダに見えますが、いやいや違います。
これはポテトタマネギサラダです。上に添えられてるのは乾燥タマネギでこれだけで食べてもしっかりタマネギで美味しい。
サラダ本体も、甘いタマネギの味がメインになってます。面白い味だけど、これもまた美味しいです。
サブの料理でも手を抜かないって凄いですね。
さて、ルーも食べます。
おー、インドカレーらしくサラッとしてますね。 欧風カレーのような濃厚さはなくて、さっぱりしています。
スパイスはかなり効いてるので、ルーカレーっぽくないかもしれない。 どちらかというとスープカレー並のスパイス感。
中には骨付きチキンが入ってます。
でも凄く柔らかくて、スプーンで簡単にほぐれます。
脂身が少なくて、肉々しいチキンですね。 ほぐしながら食べると肉片がルーに散りばめられて、食感だけだとビーフカレーのようになります。
ここでタマネギも一緒にして食べ出します。
うん、こりゃ美味い!
もともとタマネギで甘みがでているルーに加えて、更にタマネギ本体の甘みも加わるので、単にスパイシーなだけじゃなくなります。 カレーは辛さと甘さが両方あって美味しいですからね。素晴らしい。
続いて、先ほどの「タマネギの和え物」を添えて食べます。
うんうん、これまた美味い。
シャリシャリタマネギがスパイスとは別の辛さを出していて、アクセントになります。こういう辛さの使い方って珍しいし、美味しい。 タマネギをここまでバリエーション増やして生かすって凄いと思います。こだわりが半端じゃないなぁ。
最後に辛味油を垂らして食べます。
これをやると辛味が格段に上がります。 瞬間的にくる辛さじゃなくて、後からジワジワくるやつ。 でも美味しいんだなぁ。
辛いのが苦手じゃなければ、これは是非つけて食べるのを勧めます。 でも初めて食べる場合は、いきなりたくさんかけると危険なので、少しずつが良いです。
まとめ
ここはカレー専門店だけあって、ひとつのカレーでたくさんの楽しみ方ができます。
普通にそのまま食べても美味しいですが、せっかくここへ来たならば、できることは全部やっていろんな味を楽しむのが良いですよ。
もっと言うと、料理が運ばれてくる前に、メニューに書いてあるタマネギの説明を全部読んでおくとよいです。 これから食べるタマネギがどういうものなのか、それを理解してから食べると、味の感じ方も違うし、より美味しく食べられると思います。
札幌市内にも数店舗あるので、カレー好きの方は一度食べておいて損はないお店です。
アクセス
店舗: ブルックスカレー食堂
TEL: 011-785-5766
住所: 北海道札幌市東区伏古8条3丁目1-25 マサミツビル 1F
営業時間: [月~金] 11:00~15:00 17:00~21:00
[土・日・祝] 11:00~21:00
定休日: 年中無休