カレーが大好きです。
どのくらい好きかというと、2ヵ月間、2日に1回のペースで晩ごはんにカレーを食べても全然平気なくらいは好きです。
そんな僕が、いま市販されている主要レトルトカレーをランキング形式で紹介していきますよ。
実際に食べたものだけですので、全てを網羅してませんが、ご了承下さい。
採点について
- データは「▶(採点)/(購入価格)/(一袋当たりのカロリー)」で表記しています。
- 基準は「味と価格」です。おおよそ「味8、価格2」くらいのウエイトで考えました。
- 100点満点で採点はしていますが、細かくは分けきれませんので5点単位です。同点の場合は、その中で吟味した上で順位を決めています。
- 購入価格は、僕個人が購入した時のものになります。
では、いってみましょうか!
32位 グリコ カレー職人 ふわふわ玉子のカレー
▶45点/108円/112kcal
パッケージより引用
ふわふわとした玉子と玉ねぎを使用し、まろやかな旨みと甘みを引き立てた、本格的な甘口カレーです。
甘口というだけあって、かなりまろやか。
味はかなりさっぱり、というか薄味。
飲み込んだ時の後味が残らないほど。
それでいて、ちゃんとカレーではある。
「甘口」をチョイスする人のニーズは答えている味に思える。
ただ、しっかりしたカレーを求めている人には、ちょっと物足りない。
31位 ハウス 咖喱屋コクデミカレー
▶45点/105円/180kcal
一見、ワインのような香り。
デミというだけあって、ハヤシライスにかなり近い。
名前に偽りはないのだけれど、カレーを食べたい時にこの味がくると期待とは違うかもしれない。
なのでカレーとしては点数低め。
30位 セブンイレブン 味わい深い欧風ビーフカレー
▶50点/178円/171kcal
パッケージより引用
じっくり炒めた玉ねぎ、ブイヨンとバターの味わいが活きている欧風ビーフカレーです。
スタンダードな欧風カレー。
欧風の中ではさっぱりめで、トマトペーストがほんのり分かるくらい。
こってり濃厚を期待するとちょっと物足りないかも。
具材も少なめ。
味自体は悪くはないのだけれど、美味しいレトルトがたくさんある中では、この値段ならもうちょっとがんばってほしい。
29位 ハウス ククレカレー
▶50点/124円/163kcal
パッケージより引用
すりおろしたりんご・マンゴーチャツネの甘みと、トマトや炒め玉ねぎなどの野菜のおいしさがとけこんだ、やさしくまろやかな味わいのカレーです。
キャンプで食べるカレー。
じゃがいも中心に、具材がごろっと入ってる。
肉が少ないのはちょっと物足りないかも。
特徴ある味ではないけれど、この価格帯らしく、誰でも美味しく食べられる。
マイルドな味わいなのでクセがなく、こだわりがない人にはこのくらいがいいかもしれない。
28位 S&B おいしいカレー
▲50点/119円/153kcal
パッケージより引用
たっぷりの炒め玉ねぎとすりおろし野菜の深いコク。素材のおいしさをいかした、30数種類のスパイスとの調和にこだわり抜いたビーフカレーです。
あ、なんかちょっと変わってる。
なんだこれ。
玉ねぎの甘さだろうか。
野菜全体の旨みか。
正直、深いコクは感じないのだけれど、独特な甘さは感じる。
普通の野菜カレーとはまたちょっと違ったさっぱりカレー。
スパイシーさを期待するより、野菜カレーとして考えてたほうがイメージに近い。
ただ、ちょっと残念なのは100円カレーとの差が分からない。
値段差もわずかとはいえ、それでも敢えてこれを選びにくいかも。
27位 S&B ゴールデンカレー
▶50点/192円/168kcal
パッケージより引用
35種のスパイス&ハーブのかつてない香り立ち!ビーフや野菜がとけこんだ豊かな風味が広がる香り高いカレーをお楽しみください。
野菜ベースとのことで、確かにさっぱり感はある。
35種類のスパイスとハーブは、料理からの香りというよりも、飲み込んだ後に口の中に広がる風味で感じる。
辛味は少なく、じゃがいものとろみがついた昔ながらのカレー。
懐かしいカレーでありつつも、風味を持たせることで少し上品さがあるのかもしれない。
26位 ハウス 咖喱屋カレー
▶50点/99円/176kcal
普通の味。
特に特徴あるクセもなく、誰もが美味しく食べられる。
味にこだわりがない人は常時これで大満足であろう。
価格の安さに加えて、食べ飽きない安定の美味しさ。
25位 ハウス こくまろカレー
▶50点/237円/154kcal
パッケージより引用
2つのソースをブレンドして仕あげた、とろ〜っとした深みのあるビーフカレーが味わえます。
第一印象は、名前どおり、まろやか。
ルーだけ食べると、牛乳を足した2日目のカレーのような味わい。
コクも悪くなく、奥のほうにデミグラスソースのようなものを感じます。
ただ、ルーとしての味の深さという点では、ちょっと物足りない印象。
大きめの野菜がごろごろ入っているので、ルー単体で楽しむんじゃなくて、具野菜と一緒に食べて美味しいカレーなのかもしれない。
具材多めのぶん、値段もちょっと高めになっているのがネック。
24位 ローソン 大盛りカレー
▶50点/121円/199kcal
パッケージより引用
野菜をじっくり煮込み、程よくスパイスをきませました。
ごろごろ野菜カレー。
この価格帯の定番の味。
じゃがいものとろみが美味しい、おっかさんカレー。
正直、味で特筆するところはないのだけれど、大盛りだけにボリュームがなかなか。
間違いなく他のレトルトカレーより多いので、大盛り用にこの値段をだす価値はある。
普通の1.5倍くらいなイメージ。
23位 イオン 程よくスパイスをきかせたカレー
▲50点/58円/148kcal
パッケージより引用
具材はじゃがいも、にんじん、玉ねぎ。野菜のうまみが溶け込んだカレーです。
うん、キャンプカレー。
子供から大人まで、誰が食べても美味しい家庭の味。
名前どおり、確かにスパイシーだけれども、子供でも食べられない辛さではない。
この商品の特徴は、味よりも値段。
100円どころじゃなくて、58円という安さ。
それでこの味なら十分すぎる。
とりあえず、それなりに美味しく食べられれば何でもいい人は、これをストックしておけばいいレベル。
22位 S&B 本日の贅沢 甘熟フルーツドライカレー
▲55点/173円/151kcal
パッケージより引用
牛挽肉にプルーンやマンゴーなどのフルーツを加え、スパイシーに仕上げた、甘みや旨みがキュッと詰まった奥深い特製ドライカレーソースをどうぞご賞味ください。
フルーツと書いているので甘いのかと思いきや、それほどフルーティではない。
どちらかというとスパイシー寄り。
食感はなにかの皮が入ってるのか、シャリシャリしている。
肉の旨みももう少しほしいところ。
普通に美味しくはあるのだけれど、名前のイメージと味がちょっと違うので、食べた時に意見が別れるかも。
21位 S&B ごろごろの具たっぷり カレー曜日
▲55点/235円/239kcal
パッケージより引用
国産の人参、じゃがいもに、やわらかく煮込んだ角切りビーフ。とろっと野菜がとけこんだ、やさしくてなんだかほっとする味。「ニッポンのカレー」を手軽においしく。そんな日はカレー曜日。
大きめの具材がごろごろ入ってるのが特徴的。
箱からして普通のレトルトカレーより厚い。
特に、じゃがいもは6,7個入ってて、値段以上にがんばってる。
味はまさに家庭のカレー。
今、主流のスパイシーなカレーじゃなくて、甘めでマイルドな味わい。
子供の頃に食べてたような懐かしさがある。
誰でも美味しく食べられそう。
20位 無印良品 バターチキンカレー
▶55点/380円/251kcal
パッケージより引用
ギー(バターオイル)をつかい、まろやかに仕あげました。カスリメティの香り、トマトの旨み、カシューナッツのコクが生きたおいしさです。
バターチキンの中では結構まろやかな部類。
バターそのものじゃなくて、バターオイルを使っているせいなのだろうか。
濃厚というより、さらっと系のベジタブルカレーのような印象。
具材は少なくはないけど多くもない。
ガツンとした美味しさはないものの、飽きがきにくくて長く食べられそうな味。
いつも同じカレーに飽きるなら、ひとつ常備しておいてもいいかも。
カロリーは少し高め。
19位 無印良品 素材を生かしたカレー キーマ
▶55点/300円/289kcal
パッケージより引用
鶏挽肉に数種のスパイスを加えたまろやかで香り高いカレーです。北インドのキーマカレーをお手本に仕あげました。
まず香りがスパイシー。
数種類のスパイスというだけのことはある。
日本のカレーは多くが北インド風だけれども、これは北インドをお手本と言いながら、ちょっと違うかも。
よくあるコクのあるキーマじゃなくて、さらっとしたスパイシーなキーマカレー。
挽肉の旨みよりも辛さが前に出ている感じ。
ライスよりもナンに合わせたほうが美味しいかもしれない。
結構辛い。
18位 ハウス キーマスタイルキーマカレー
▶55点/257円/219kcal
パッケージより引用
国産鶏肉100%の挽肉と、ひよこ豆、グリーンピース、赤ピーマンを煮込んで旨みをとけ込ませたコク深い味わいのおいしさです。
レンジでチンして取り出すと、スパイシーな香りが漂う。
キーマの中でもインドカレー寄りかもしれない。
食べると実際に中辛とは思えないくらいに辛い。
具材は挽肉よりも、ゴロッと入った豆のほうが前に出てきている感じ。
ベースもトマトっぽいので、コクは控えめのサラッとタイプ。
本格的なインドカレーが好きなら好むかもしれない。
17位 ハウス 咖喱屋キーマカレー
▶60点/142円/156kcal
パッケージより引用
29種類のスパイスと鶏ひき肉を煮込み、きざみしょうがで仕上げた香り高くコクのあるキーマカレーです。
香りも味もスパイシー。
特にしょうがの味がはっきりしている。
食感も残ってるので、尚更かもしれない。
ここまでしょうがを感じるカレーも珍しい。
挽肉の旨みをあって味も良し。
ちょっと辛め。
16位 無印良品 フォンドボーと生クリームの濃厚ビーフカレー
▶65点/350円/239kcal
パッケージより引用
仔牛の骨や肉をじっくり煮込んでつくったフォンドボーに、生クリームのコク、果実の甘みを加えました。濃厚な味わいが特徴です。
ハヤシライスに近い味わい。
デミグラスソースっぽいかも。
説明どおりに濃厚でコクがあって美味しい。
欧風ビーフカレーの王道のような味。
もう少し辛味と甘みが強いほうが好みだけれど、長く食べ続けるなら無難かもしない。
辛さは食べてる時よりも、食べた後にくるタイプ。
15位 ハウス めざめるカラダ朝カレー
▶70点/216円/78kcal
パッケージより引用
細かくきざんだ野菜をヨーグルトやスパイスで煮込んだコクのあるキーマタイプのカレーです。
あ、美味しい。
あまり見たことのないカレーだったので、甘く見てた。
意外と本格的なキーマカレー。
朝カレーというだけあって、かなりさっぱりしていて、且つスパイシー。
さらっと食べらる。
中辛のわりにはちょっと辛めなので、お子様は甘口のほうがいいかな。
暖めずに、そのままご飯にかけるだけという手軽さもいい。
味はトマトと人参がメインかなぁ。
挽肉よりも野菜の味が前にくる。
これなら、常備しておいて、朝食べる候補に十分だな。
14位 ハウス ベジタブルキーマカレー
▶70点/108円/166kcal
パッケージより引用
細かくきざんだ野菜(玉ねぎ、にんじん)の旨みと焙煎スパイスの香りをいかしたベジタブルキーマカレーです。
おぉ、独特な味。
野菜の旨みというだけあって、人参が意外と主張してる感じ。
野菜だからといってトマトペーストが強いわけでもなく、人参の渋み(?)と玉ねぎの辛味がメインのような。
いわゆる濃厚キーマじゃないところがなかなか面白い。
ベジタブルキーマか。
なるほど、確かにそのとおりのカレー。
結構辛いです。
13位 グリコ LEEビーフカレー
▲70点/235円/228kcal
パッケージより引用
40種類のスパイスと、ビーフの旨みが溶け込んだ、本格辛口ビーフカレーです。食欲そそるスパイスの香りとクセになる辛さをお楽しみください。
辛いカレーといえばLEE。
一口目はそれほどでもないが、時間が経つにつれジワジワと後から感じる辛さは、さすが10倍の辛味。
辛さが前面に出ているので、甘さをあまり感じないのがもったいない気もする。
具材はビーフが3キレ程なのでちょっと物足りないが、価格を考えるとしょうがないか。
辛さ重視のカレーを食べたいなら、あり。
12位 S&B 大阪あまからビーフカレー
▶70点/321円/244kcal
パッケージより引用
フルーツの甘みと牛肉の深い旨みにスパイスの香りと辛味が広がる大城シェフ渾身の甘さと辛さこコントラストが絶妙な一皿をお楽しみください。
第一声は「辛っ!」。
辛口とは書いてあるけれど、食べた瞬間に分かるほどの辛さにはちょっとびっくり。
そしてその後にフルーツの甘さが後からくる。
へぇ〜、市販のものでこういう強弱のあるカレーは珍しいかもしれない。
辛さも甘さも両方ともガツン!とくるくらいに強い。
ここを強めにすると飽きが早い味になったりするので、長く売ろうとする市販品では避けがちなんですけど、あえてぶっ込んでくるとは。
僕がカレー作りにハマって家でスパイスから作っている頃に、こういう甘みの濃いカレーを作ってたなぁ。
なんだか懐かしい。
かなり辛いので、苦手な人はやめたほうが無難。
11位 ハウス カレーマルシェ
▲70点/300円/190kcal
パッケージより引用
牛肉たっぷりのマッシュルームを、コクのあるまろやかな味わいのソースで煮込みました。ブイヨンと生クリーム等の乳製品の味わいが生きている欧風カレーです。
大きめのマッシュルームが代名詞。
珍しい具材を合わせたのに自然な美味しさ。
ガツンとくる美味しさじゃないけれど、深い味わいは安定して美味しい。
大きめのビーフが入ってるせいもあるのか、値段がちょっとお高め。
昔からあるレトルトカレーだが、最近は他社でも美味しいものが出てきているので、インパクトとしてはちょっと弱いかも。
10位 大塚食品 ボンカレーネオ
▲75点/246円/217kcal
パッケージより引用
たっぷりの国産玉ねぎと赤ワインでローストしたビーフを、ていねいに仕込んだコク深いデミグラスソースでじっくり煮込み、こだわりのカレー粉とまろやかなキャラメルミルクで仕上げたヒーフカレー。
説明どおり、ほんとにまろやか。
正統派の欧風カレー。
強烈な特徴はないものの、カレーとしての仕上がりはかなり高い。
コクはしっかりあるが、しつごすぎず。
辛さもちゃんとあるが、辛すぎず。
誰が食べても安定して美味しい味。
昔から販売し続けているボンカレーの安定感はさすが。
9位 ハウス ホテルカレー
▶75点/214円/256kcal
パッケージより引用
ハウス「ザ・ホテル・カレー」は、伝統ホテルで味わうかのような洗練された贅沢な味わいをお届けします。煮詰めた赤ワインで華やかにひろがる深いコクと、甘く豊かな香りの贅沢なおいしさをお楽しみください。
うまい!
説明どおり、本格派の欧風カレー。
欧風の中ではデミグラスっぽくなく、トマトの酸味が感じられる。
そのせいか、コクはあるがさっぱりした味わい。
ルーとしての完成度はかなり高い。
中辛のわりには少し辛めか。
難があるとすれば、具がちょっと少ない。
もう少しビーフが入っていれば更に満足度が高いのだが、この価格では無理もないか。
具材多めのプレミアム版の発売希望。
8位 S&B ディナーカレー
▶75点/204円/266kcal
パッケージから引用
フランス料理で最高級の味のベースとされる、仔牛肉と香味野菜を丹念に煮込んで生まれる「フォン・ド・ボー」。このおいしさの原点にこだわり続けるS&Bの最高級カレーです。具材はほろっと崩れる角切りリブロースとマッシュルーム。重厚な欧風ソースとの相性をご賞味ください。
一口目の感想は「すごいデミグラス!」
ハヤシライスとも違う濃厚な欧風ソースです。
レトルトでこの味を出せるのはさすがS&B。
普通にちょっとお高い洋食屋さんで出てきそうな味わい。
ところどころに入っているビーフもしっかりしていて、かなり完成度は高い。
濃厚な欧風カレーを食べたいなら、かなり上位に食い込むカレー。
濃厚なぶん、カロリーも少し高め。
7位 無印良品 ごろり牛肉のスパイシーカレー
▶75点/500円/371kcal
パッケージから引用
Cafe&Meal MUJIの素材にこだわったカレーです。隠し味に味噌やコーヒー、ココナッツミルクを使用し、甘さの中にもしっかりとした塩味、あとからくる辛さが特徴です。
あー、確かに最初に感じるのはココナッツ。
その後からいろいろ複雑な味がくる。
なんだろうこの味は。
フルーティというのも違うし、いかにもな欧風のデミっぽいのとも違うし。
スパイスもかなりきいていて、食べた瞬間よりも、飲み込んだ後からジワリとくるタイプ。
美味しいねぇ。
入ってるビーフも、名前どおり「ごろり」とした角煮のような肉で、3つほど入っているので食べごたえもあり。
これ、ちょっと具材を足して飲食店で出てきたら、レトルトと分からないくらい美味しい。
ただし、値段は500円とかなりお高め。
更には、カロリーは371kcalと、こちらも高い。
これだけ複雑な味だと、いろいろ入ってるからしょうがないかな。
でも美味しいから、ストックしておきたくなるカレー。
6位 ローソン ごちそうビーフカレー
▶80点/360円/300kcal
深い!
なんだろうこれは、デミグラスソース?
一瞬、ハヤシライスとも思えるくらいの味わい。
クドいわけでもなく、あっさりなわけでもなく、いろんな味がする。
なかなかない味だ。
値段も高いなりに、具材もごろごろしたビーフがしっかり入ってる。
脂身が多めなのは、あえてだろうか。
洋食屋のカレーを、もうひとランク定食屋寄りにしたような、面白い立ち位置。
こういうのこそレトルトならではかもしれない。
たまに買って食べるたくなるには十分の味。
ちょっと辛め。
5位 びっくりドンキー スパイシーカリー
▶80点/398円/256kcal
パッケージから引用
オリジナルスパイスと、厳選した粗挽き牛肉を使用しています。深みとコクのあるスパイシーな味をお楽しみください。
欧風カレーという感じ。
でも説明どおりに結構スパイスがきいているので、後から辛味がくる。
面白いのは、いろんな味がすること。
原材料名を見ても、材料数が多い。バナナ、野菜パウダー、フォンドボー、チキンブイヨン、ブラウンルー、赤ワイン、ウスターソースなどなど、書ききれないくらい。
398円と、値段はちょっと高めだけれど、この複雑な味わいは美味しい。
たまに食べたくなる一品。
4位 S&B 噂の名店 バターチキンカレー
▶80点/314円/325kcal
ひと口目の印象が「結構本格的!」
レトルトとは思えない味わいがとても美味しい。
トマトベースで基本はさらっとしつつ、そこにバターのコクが入ってる。
バターのおかげで薄っぺらい味になってないのがとても良い。
チキンは脂身が少なくて意外と肉々しい。
5つほど入ってるので、レトルトにしてはボリュームも良し。
但し、中辛のくせに結構辛いので、辛さが苦手な人は要注意。
レトルトでこの味は十分買う価値あり。
ローテーションに入ってくるレベル。
辛いのが苦手じゃなければオススメ!
3位 ふらの産トマトのチキンカレー
▶85点/324円/186kcal
パッケージから引用
自然な甘味たっぷりの、富良野産トマトと北海道産鶏肉・玉ねぎをじっくり煮込み、化学調味料無添加で仕上げました。トマトの甘味と酸味の中にスパイスが香る、まろやかでやさしい味わいのカレーです。
うまい!
トマトベースのカレーらしく、さっぱりした味わい。
カレーは甘くて辛いのが美味しいですが、これはそれに「酸っぱさ」も加わって複雑な味になってる。
鶏肉は挽肉状になって入っているため、旨味も十分。
トマトベースタイプはあっさりヘルシーな反面、味が薄くて物足りないものが多い中、これは複雑な味わいのおかげで満足度も高い。
やられた。レトルトでここまで美味しいとは正直なめてました。
緩めのカレーの中ではかなり上位に食い込む美味しさです。
カロリーも低めなので、特に女性にオススメしたい。
辛さは書いてないが、辛口クラス。
2位 セブンイレブン 金のビーフカレー
▶85点/321円/308kcal
パッケージから引用
牛肉と4種類のすりおろし野菜をじっくり煮込んだビーフカレーです。
うまい!
野菜の旨みが前面に出ているので、意外とさっぱりしていてビーフカレーっぽくない。
ただ、肉っぽくないだけで、味は濃厚、重厚。
コクも甘さも、とても複雑な味わい。
文句なしに美味しい。
具はビーフは数欠片あるが、適度な脂ののった珍しいビーフ。
赤身で肉の旨みを出すタイプとはちょっと違うのが面白い。
そのへんのカレーとはちょっと違う独特な味なので、あえてこれを選ぶ価値があるかもしれない。
値段はちょっとお高めだけれども、それだけの品質を持ってる。
1位 明治 銀座カリー
▲90点/203円/225kcal
パッケージから引用
古き多き銀座の洋食文化を今に伝える「銀座シリーズ」。中辛は、香り立つ二段仕込みブイヨンをベースに、たっぷりのソテーオニオンで、薄切りビーフの旨みを引き立てました。炊きたてのご飯によくからむ深い味わいは、まさに「ひと皿のぜいたく」。手間暇かけた、誰もが笑顔になる美味しさです。
文句なしに美味しい。
これぞ欧風カレーの王道。
ブイヨンでコクのあるベースでありつつ、いやらしくない玉ねぎの甘さと、しっかりした辛さ。
インドカレーのようなスパイシーな辛さとは違う、コクの中にじわりと感じる辛さ。
こぶりながらビーフもしっかり入っていて、肉の旨みも高ランク。
レトルトで欧風カレーが食べたいならば、これを食べておけば間違いない。
カレーなら何でもいいと思う人でも、100円カレーとは別物とはっきり分かるのではないだろうか。
しかも価格も200円程度とコスパも抜群。
300円、400円あたりだといつも食べるレトルトカレーとしてはちょっと高いが、200円ならば家族で食べても許容範囲ではなかろうか。
高くて美味しいのは当たり前。
この価格で、この味を出せるからこそのNo.1。
どんな人へも自信を持ってオススメできるレトルトカレーの決定版。
まとめ
独断と偏見で、ランキングしてみました。
本当はTOP100とかやる気で始めたトライだったのですが、そうするとあと半年くらいかかるので断念。 まぁ、このくらいがいいところでしょう。
僕がレトルトカレーを買う時の基準額は200円です。 100円のだと物足りないし、300円超えるとちょっと豪華すぎる気がするし。 200円クラスだと、種類もいろいろ選べて、味も満足。ちょうどいいわけです。
ですが、今回いろいろ食べてみて、300円クラスの美味しさが特に際立ってることが分かりました。
レトルトで300円は出しにくい価格だったんですが、この美味しさならアリです。
というか、弁当買ったら500円とかしますから、300円なら安いもんですよね。なんかレトルトカレーだけハードルが高かったような気もします。
特に驚いたのは、セブンとローソンのプレミアム版カレーが美味しかったこと。
どちらもかなりのクオリティでした。
冷凍食品だけじゃなくて、レトルトカレーまで美味しいとは。
こういう「一人暮らし向け商品」は、いまやコンビニがNo.1かもしれません。
その他にも、暖めずに食べられる朝カレーや、無印良品のカレーも良かった。 このへんは今回のランキングをやろうと思ったからこそ食べてみたわけで、新たな発見になりました。 やってみるもんですねぇ。
まぁ、味の好みというのは本当に人それぞれなので、他の人がやったらまた違う順位になるでしょうが、なにかの参考にでもなれば幸いです。
さて、次はどんなカレーを食べようかな。(まだ食うのか)
では!
▼別ブログでこんな記事も書いています。
カレー好きの僕が、市販のカレールーをワンランク上にするためにやっていること。