お正月ということで、本日は僕の実家の料理を紹介します。
母親の味でございます。
まずは、お正月といえば雑煮です。
うちの雑煮の特徴は、とにかく具だくさんなこと。 全部撮りきれてないですが、入ってる具材は、①餅、②三つ葉、③しいたけ、④鶏肉、⑤高野豆腐、⑥なると、⑦ネギ、⑧ごぼう、等です。
これらが小さめにカットされて溢れんばかりに入ってます。 餅がなくても汁物としてとても美味しい。 僕は特に高野豆腐が好きで、ジュワッと汁の出汁が広がる感じがたまらんです。
味付けは、見た目どおり醤油ベースです。 薄味で優し目の味でございます。 母の料理は大抵は上品な薄味でして、本当に純和風な感じがします。 僕は普段濃い味のものばかり食べているので、こういうのを食べると帰ってきたなぁとしみじみしますね。 日本料理はやっぱりこういう薄味が一番美味しいと思います。
数の子です。
正月にしか作らない、まさに正月料理です。
これはもとの素材がそうなのか、意外としょっぱめになってまして、ご飯と一緒に食べてちょうどいいくらい。
ベースはなんだろう、これも醤油かな?
ちゃんと聞いてくればよかったなぁ。
黒豆です。
一人でいると、まず食べることのない煮豆。 僕は正月にこうやって食べる機会しかないのですが、たまに食べると美味しいものです。
ご飯のおかずというよりも、口直し的な位置づけでしょうか。 ひとつ食べだすと、次々箸が進んでいきますね。
なますです。
僕は酒飲みではないのですが、なますが結構好きでして。 普段でもたまにスーパーでパックのものを買ってきてしまいます。
でもやっぱり、酢具合は母の作ったものがちょうどいいです。 これもある意味母親の味ってことになるんでしょうか。
きんぴらごぼう、です。
いかにもという和風なきんぴら。 味付もかなり薄味で、ごぼうの味がしっかりします。 隠し味なども一切なく、砂糖、醤油、みりんでほとんどの味をしめてる感じでしょうか。
好みでいえば、本当はもっと濃い味が好きなのですが、これはこれで母親の味なので美味しいです。
伊達巻です。
既成品じゃなくて、ちゃんと手作りです。 甘さ控えめなのは父親の好みだったりして、それほど甘くありません。 でも歳をとるとこのくらいの甘さのほうが食べやすい気がします。 それほど卵っぽくないのは何故だろう。
茶碗蒸しです。
至って普通の家庭の味、茶碗蒸し。 これも正月料理になるんでしょうかね。 具材は、①かまぼこ、②三つ葉、③たけのこ、④しいたけ、⑤山芋、⑥栗、です。
シンプルな薄味なので、サラッと食べられてしまいます。 子供の頃は、この茶碗蒸しに入っている栗が大好きで、2つ入れてもらってました。 栗って重いから、下に沈んでて一番最後に出てくるんですよね。 それがなんか楽しみで、最後の最後まで残して、締めにパクっと食べてました。
こういう想い出も蘇るのが実家料理の素晴らしさかもですね。
まとめ
今日は実家の正月料理を紹介してみました。
雑煮ひとつでもその家庭によっていろいろな味があります。 近い地域でも結構違ったりして、おもしろいんですよね。
写真で見るだけでも楽しかったりして。
後で今年の雑煮写真でも漁りにネットを徘徊しようかなぁ。
今週のお題「年末年始の風景」